今日は父が退院するので、オカンと一緒にケアセンターへ。
退院と言っても、元気になった訳じゃなくて
とりあえず在宅看護が大丈夫になったからという程度。

20日程の入院で筋力が落ち切ったようで
もう自力歩行は不可能な体になってた。

家に連れ帰る=寝たきり介護という事になるけど
ケアセンターがあまりにもお粗末過ぎる(色々あって結構モメたみたい)ので
「こんな所へは置いておけない」というオカンの強い意向もあって
最後は家で過ごさせてあげよう、という事になった。

当初、携帯型酸素ボンベを使って自家用車で搬送しようとしてたらしいが
何と4分しか酸素が持たない(それだけ高濃度の酸素吸入を行なってるみたい)為
民間の救急車で帰宅する事になった。

よく知らなかったんだけど、病院や消防署の救急車って「往路(病院)」のみらしく
病院から自宅へは×らしい。まあ、普通退院って言えば自力移動前提だし
生きて退院出来なかった場合は乗る車が違うよな。。

ところでオカンが民間の救急車を使うって話しのくだりで
「民間の消防士が来る」と言うので「救急救命士じゃないの?」って聞いたら
いつものように「消防士だって!!」と言い張るのでそれ以上は放置したけど
消防士って公務員なので、民間の消防士なる者が来るとしたら
それは新手の詐欺か何かだと。(地元消防団と勘違いしてるような)


さて、いよいよ救急車へ搬入。。って
父の足がストレッチャーからかなりはみ出てますけど。
「ドア閉める時に足が当たるかもしれないので、ちょっと膝を立てておいて下さい」
って、これはデカイ人の宿命なんだろうか。

ぷに~たが一緒に乗り込んで発車。救急車なんて初めて乗ったよ。
なんか、レースのカーテンの隙間から見えた、青い空と満開の梅の花が印象的だった。

車内では気を遣っているのか、間が持たないのか
救急救命士さんが色々と話しをしてくれた。

「この酸素吸入器はJAL公認なんですよ。」

ANAでは残念~!!(懐かしっ)て事ではないと思うけど
とりあえず、空港でも活躍してるのかな?

「日本全国に出動してるんですよ。」

TVの旅番組の影響なのか、老夫婦で出掛けて行って無茶な旅程で倒れるケースが
最近非常に増えてきていて、特に温泉がらみの事故が多いらしい。

楽しそうに出掛けて行ったんだろうな・・・なんて事を思うと可哀想だな。

そんな話しを聞いてたら、あっという間に帰宅。
ベッドまで搬送してもらい、全部で約1万5千円でした。
自宅から病院までが車で5分程度の距離なので、決して安くはないよな。

さて、ここで問題発生。
今迄使ってたベッドじゃ全然ダメだこりゃ。

急いで介護用品リースの担当者へTELしたら、ラッキーな事に
介護用ベッドをすぐに設置してくれた。

これでひとまずは安心かな。

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