調子が悪かった金魚、その後すっかり元気になったかのように見えたけど
先週末あたりから転覆症状が再発。

■調子に乗って餌をあげ過ぎた
■朝晩の気温(水温)が低くなってきた

色々調べてみると、この辺が原因かな~と。

今回はいきなり九の字で横倒し状態だったから、召されたかと思ったけど
鰓や目玉は動いているのでホッ!

でもその日のうちに逆立ち→水底で横倒し状態になってしまった。
「お父さんはこういう風になったらもう出してたけどねぇ。」と、オカン。

出す=隔離ではなく、庭にポイだったな確か。。。って、ちょっと!!

他の金魚も共倒れすると思ってたみたいなんだけど
今思い起こせば、ちょっとこの子変だな~っていう金魚が
帰宅したらいなくなってたりしたのはそういう事だったのか。

転覆病が発症すると回復の見込みはないと言われてたらしいけど
どうも先天性や末期でない場合は治るっぽいよ?

とにかくまだ息があるので「ぽいっ」とか出来ない訳で。

月曜から10Lのバケツに隔離して治療を開始してみた。
水温26~7℃で0.6%の塩水にするという事で、水作りが中々に大変だった。

まずは5Lの水を本水槽から汲み、金魚を移動。
水温計は妹が飼ってるカメさんのお下がりを借りたけど
エアレーションがなかったので購入。

新たに中和させた真水を4.5L投入。(水温を本水槽と合わせる)
500mlペットボトルに真水を入れ、岩塩60gを溶かしておいて
これを1時間おき、5回位に分けてバケツへ投入。ここで既に5時間だし。

塩水になったところで、その日はそのまま様子見。

金魚はバケツの底で力なく横倒しのままだったのが
翌朝見たら体勢を立て直してたのビックリ。でもまだ底でじっとしたまま。

その日は午前中から1時間に1℃程度上げて、最終的に26~7℃へ。
ただし、1日に5℃以上の水温変化は結構なダメージがあるらしいので
最初の水温が低いと1日で終わらない。

幸い22℃近かったので、その日のうちに水温キープできたものの
使用してるヒーターがカメさん用の26℃±2固定なので
細かい設定が出来ずに、数分おきに水温計を確認して止めたり点けたり。

温度設定可能なヒーターは今回購入しなかったけど
多分また再発するかも知れないので、その時に買おうかと。

塩温水が出来たところで治療開始モードに。
なんと今朝様子を見たら、本調子ではないけど上に下にユラユラ泳いでるよ!
「エサくれよー」と言いたげに水面の泡をパクついたりもしてた。

今日は1.5L分の新しい塩水と500mlの真水を交換して
少しだけ塩分濃度を下げてみた。
餌はあげないのが基本だけど、ここで「ココア玉」を食べさせてみた。

純ココアを湯で練って生チョコっぽくしたものを、楊枝の先っぽに取って
水面から口を出している金魚にダイレクトイン。
なんか喜んで食べてるけど、極少量のみ与えて様子見。

転覆病の治療方法に「ココア浴」という民間療法的なものがあるんだけど
ココア玉ってのは、ココア浴と同じ効果が期待できるみたいで
且つ、ココア浴より水質悪化が少ないらしい。

何故ココア!?と思ったけど、成分が金魚のいろんな不具合に効果あるみたい。

さっそく糞をしてたけど、まだまだ頼りないボリューム。
でも確実に元気になってきてるので、しばらく様子見。

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