先週の木曜日の午後、水槽の濾過ポンプから異音が。
水を吸い上げる為のスクリュー部とノズルの噛み合わせがよくないと
そういう音が発生するので、今回もいつもと同じように調節したらすぐ収まった。

今更なんだけど、その時にきっと緩み過ぎていたのかも知れないなと。

翌朝出掛ける時に金魚に餌をあげようと水槽を見ると
濾過ポンプのノズルが外れて底に沈んでた。
「あらら、誰かぶつかったのかな?外れてる」と思いながら見回すと
水槽の隅っこでじっとしている琉金が・・・。

よく見ると尾鰭や背鰭がボロボロと言うか、何もかもボロボロになってる。
弱った金魚は他の金魚に突かれたりする事もあるんだけど
昨日まで全く異常がなくて元気に泳いでいたので、考えられる事は一つ。

ノズルが外れて剥き出しになったスクリューに巻き込まれたらしい。

全く動かないように見えたので死んでしまったと思い
網で掬い上げようとした時、琉金の向きが反転した。

左目が・・・ない!!眼球が丸ごと。

にも関わらず、なんとまだ息があるのでそのまま水槽に戻した。
隔離するにも絶望的な状態だし、生きてるのに埋めるわけにも行かないし。

この琉金は転覆病に罹ってから回復させるまで色々手を掛けていて
せっかく元気になったのにこんな事になるとは。

父の形見が生き物というのは、やっぱりちょっと重い気がする。

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